魚のつかみ獲り大会

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♪ 夏が過ぎ 風あざみ
 誰のあこがれに さまよう

 近頃は、子供だけで川では遊んではいけない、という決まりがあるそうです。そんな気の毒な子供たちのお楽しみ会ということで、地域の公民館と小学校PTAの合同での、魚つかみ獲り大会が行われました。

 PTA役員ということで、前日に準備作業をしなければならなかったのですが、魚なんぞにまったく興味の無い私は、川に入るまでは「こんな、どうでもよいことのために時間を浪費したくない」と憂鬱でしかたありませんでした。

 ところが、ひとたびズボンの裾をまくって川に入ったとたん、少年時代が蘇りました。もしも、もう何十年も川に入っていない、という方がいましたら、川に入ることをお奨めしますよ。私たちの遺伝子の中に、川とのおつきあいが書き込まれていることに気づくでしょう。

 小さい子も、大きい子も、効率的につかみ獲りを楽しんでもらうためには、上手な川の瀬切り方があるようなのですが、こちらはそんな作法をぜんぜん知りませんので、他の役員さんにすべて判断してもらいました。魚の手配も、公民館長さんに完全におまかせで、情けない限りです。

 こういう行事でもないと、なかなか他の親たちと親しくなる機会が無いのがIターン者の辛いところでありますが、今回は川のノウハウに目覚めるのが遅すぎました。「こんなにも心おどるもの」とわかっていたら、最初からもっと真剣に取り組んでいたのに…。あぁ、もう夏は終わってしまう。

 魚を捕まえられない小さい子供には、どういうふうにして楽しんでもらうのか。魚を放す時期は十分に打合せができているか。魚を追い込みやすい瀬切り方は、どういう形なのか。地形は適切か等々。どんな遊びにも設計があることを、よーく勉強させてもらいました。

 ともあれ、この日川に入った子供たちは、日本最長の大河「千曲川の最上流」での川遊びという、貴重な原体験を持ち帰ってくれたわけです。いや、そんな理屈をグダグダ語るつもりはありません、とにかく楽しかった。 田舎の川に感謝!

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