田んぼで

昨日、村に唯一残った現役の田んぼから子供たちの声が聞こえてきました。「いよいよ小学校の田植えかな」と思いましたが、それにしてはホイッスルが聞こえてきて様子が違います。そばに車を止めて見るとご覧の通り、そこではバレーボールの熱戦が繰り広げられていました。

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 おそらく代掻きを兼ねているのだろうと思いますが、先生も審判で忙しそうだったので話を聞くことはできませんでした。
 おもしろかったのは、子供たち以上に、そのドロドロの姿を見てキャーキャー言っている役員のお母さんたちの顔。でも大丈夫ですよ、ここのお母さんたちのほとんどは、泥や土を暮らしの一部として内包しています。そういうお宅には洗濯機も普段着用と泥用の二台があるほどですから。

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“田んぼで”への コメント ( 4 )

  1. somakudoさんの コメント

    いいですねぇ。
    うちの小学校でも小さな田んぼがあり、毎年5年生が授業の一環で田植え、稲刈り等々作業を担当し、
    うちの子も昨日田植えをしてきました。

    昨年度の最後の学級懇談会での先生の御話しです。
    国の新しい学習指導要領に対応するには、田んぼの作業が正直負担だそうです。
    お母さん方が「田んぼより、学習を進めて下さい」
    と、一言言えば即田んぼがなくなってしまうようです。

    国の指針に振り回される先生方の気持ちもわかります。
    しかし、何が大切か、何が人を創れるのかを
    PTA一同よく考えていきたいですね。

  2. かなめさんの コメント

     こういうことって、かなり担任の力によるところが大きいように
    思います。だからそこがひとつツボですね。先生たちがどんな
    考え方をしているかということです。
     「お勉強」に固執する保護者の気持ちもわからないではないの
    ですが、時代錯誤ですね。はっきり言ってこれからの世の中、
    一流の大学を出ただけで幸せになれるほど甘くもないように
    思います。
     21世紀の日本は間違いなく百姓の時代になりますから、
    田んぼを原体験に持っているかどうか、あるいはもっと端的に
    「土」を知っているかどうかが、人間の条件として効いてくる
    ような気がします。こういう部分で文科省で働く人たちが
    先取りしてくれると価値があるんですけどね。

  3. Phytoncide1059さんの コメント

    初めて投稿します。ドロンコバレーには大変興味を感じるうえ、これを実際にやっている人達の心意気に大喝采を捧げます。
    実は今日初めて投稿したのは是非、かなめさんに知ってほしいニュースがあるからです。
    今日、5月30日の朝日新聞の別冊「be」をご覧になりましたか。もし朝日を購読されていなく、入手困難であれば、コピーをお送りします。
    そこには、48才の米国人男性、エール大学で日本史を専攻し日本企業に就職するなどを経て、さらにハーバード大学院で民俗学を専攻、京大留学の後、なんと、人口28人の南九州市の里山にある土喰(つちくれ)集落に移住。平均年齢81才の土地で、エリートの道を捨て、僻地に来て、小さな畑を耕し、わずかな稼ぎで生計を立て、人々から「ゼフさん」と慕われる幸せ。雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズはこんな暮らしかもしれない。などなどと紹介されている人物の記事です。
    この記事を読んだ後何故か無性にかなめさんに知らせたくなりこの投稿になりました。

  4. かなめさんの コメント

    Phytoncide1059さん
     初投稿ありがとうございます。別冊「be」というのはすみません、
    知りませんでした。もしもスキャンデータなどでお送りいただけそう
    でしたらお願いします。このコメントの投稿者の名前のリンクページ
    (川上自然通信)から、メールをお送りいただけると思います。
     雨ニモ負ケズの京大OBの方、このコメントを読ませていただいた
    だけで、「be」の記事だけでなく南九州まで会いに行きたくなって
    しまいました。
     怠け者なので実現できないままでいるのですが、近ごろとくに
    自家用分の米や野菜は極力自分で生産する生活をしたいという
    気持ちが強くなっています。だから、そういう暮らしができている
    人たちは凄いなぁと、羨望のまなざしで見るようになりました。

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