源流学習の日

 地域の方を講師に招いて、伝統文化や工芸にかかわる様々な体験活動をすることを通して、「源流の里を愛する子」(=学校目標)の具現化を目指す。というねらいで、地元の小学校で開催された学習のお手伝いをしてきました。

 私は「身近な野鳥たち」というテーマでの案内役だったのですが、自分が案内するよりも、受講生として参加させてもらいたい講座が山盛りで、学校が公民館と教育委員会に相談すると、これだけの講師が揃ってしまう「おらが村の底力」を実感した半日でした。

 いつも顔を見ている地域の大人たちが、家庭で接するのとは少し違う立場で、地元のことを伝えてゆくことができるのは、ひょっとすると田舎の特権になってしまっているのではないでしょうか。講座の内容は以下のとおりです。

川上連山の植物
山菜・きのこ
身近な昆虫たち
源流に棲む魚たち
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川上の史跡
村の民話
源流太鼓
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はりこしまんじゅう
レタス料理

 講座はすべて1年生から6年生までの縦割り参加です。これがこの講座のもうひとつの良いところでした。子供たちを見ていると、みんな実の兄弟のように面倒を見合っているのです。この仕組みを利用して、高学年の子供になにか役割を分担してもらえばよかったなと思いましたが、後の祭りでした。もういちどこういう機会があったらチャレンジしてみたいところです。私のように、小学校から転校をし続け「ふるさと」を持たない者の目には、学年が違っていても保育園の頃からいっしょに育っている地域の子供たちは、羨ましく映ります。もちろんそうした社会なりの悩みも含んではいるのでしょうが、それが贅沢な悩みのように思えるのはなぜでしょうか。

 そして、終わりの会での校長先生の言葉が印象に残ります。「今日、子供たちは自分で選んだ講座の内容を勉強したと同時に、そこで教える地域の大人たちの姿を見ていたはずです…」。
 地域の大人として自分はデビューできたかな?? 村暮らし12年目。アイターンした年に生まれた娘も、来年は中学生になります。

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