ジムグリ

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犬の散歩から帰った娘が何か長いものをもっていました。たいへん赤みの強い体色。おそらくジムグリ? でもこんなに斑点があったかな??

 こういう時、ネットは便利ですね。このヘビがジムグリの幼蛇であること。飼育が容易ではないことなどがわかり、翌朝山へ返してやりました。車にひかれるなよ!

 起業とは関係のない話題でしたが、田舎暮らし日記ということでご勘弁ください。

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基幹産業始動

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地域全体を支えている高原野菜の出荷が始まりました。今は、人に会うたびに、作柄やお天気、そして市場価格の話題になります。

 地域資源というと、有形無形の様々なすばらしい「もの」や「こと」がありますが、とにかく今お金を稼ぎ出しているのは、村が総出で関わっていると呼んでも過言ではない野菜、特にレタスの生産です。この畑で働いている人たちも、若夫婦ふたりを除くと、すべてこの期間限定で村に働きに来ている人ですから、夏の間、とにかくこの村は賑やかになるのです。

 元気な産業があると地域の人々にも元気があります。願わくば、わが林業も畑と関わりを持ちながら、この地域ならではの展開を発信したい。日々そんなことを考えています。

起業のための相談(商工会議所)

今日から不定期で、要林産の起業体験をふり返りながら独立開業の記録を書いてみます。

 今回の開業では後でお知らせする道具類を揃える必要がありました。もしかするとこれらを買うための資金が借りられるかもしれないということで相談に行ったのが、起業のためのコーディネーターがいる商工会議所でした。
 まず地域の状況をインターネットで調べると、どこの会議所にもコーディネーターがいるものではないということがわかりましたので、コーディネーターが配属されている会議所に電話をし、あらかじめ相談の約束をしてから出かけました。

 この相談は、起業を思いたったら、あるいは漠然と思い始めたらなるべく早く出かけるべきです。私はそこを落としていたために、結局資金を調達することができませんでした。ですから、例えば現在どこかに勤めていて独立を考えているという人であれば、退職前からこのような相談に出かけて準備を進めるべきです。

 国の施策は、経済活性化や雇用機会拡大のために起業を奨励し応援する方向にあります。ですから十分な計画と準備が行われていれば、つまり元金さえあればお金を借りることが可能です。そして、その他の起業のための基本的なアドヴァイスを、無料でとても丁寧に親身になってしてもらえますので、この相談窓口を利用しない手はないでしょう。

 相談に行くと、開業準備のためのいくつかのチェックポイントの確認や、開業計画書の考え方なども教えてもらえます。また「創業・経営革新支援マニュアル」「中小企業融資のしおり」「開業後の経営実務チェックポイント」などの資料類も充実しています。
 私の場合は一人親方になるので、労災保険がネックになることもわかりました。このことは課題として開業後の今もまだ残っています。

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秩父多摩甲斐国立公園探訪

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今回の主役。ハコネサンショウウオではないかということですが、定かではありません。外鰓(がいさい)と呼ばれる頭の後ろに飛び出しているエラが見えているのは幼生であると図鑑に書いてあります。

 環境省関東地方環境事務所というところの依頼で、自然観察の案内をしてきました。私の暮す川上村のうち9716haが秩父多摩甲斐国立公園に指定されており、自然公園法制定50周年記念事業ということで実施されたものです。
 会場となったのは川端下(かわはけ)の廻り目平というところで、フリークライミングをする人たちの間ではとても有名な場所です。景観の美しさや自然の豊かさも一流で、このあたりを管理している村の振興公社の事業を日ごろからお手伝いさせてもらっている関係で声をかけてもらいました。
 参加者とのコミュニケーションに加え、今回ははるばる東京の奥多摩町から来た 自然保護官事務所のレンジャーのお二人との新たな出会いもあり、有意義な一日でした。

 12年前にこの場所をはじめて見たときに、「ここでガイドができれば良いな」と思っていたことが、少しずつ現実になり始めました。

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毎年サンショウウオに会うことができる沢は、こんな場所です。

山村起業

このたび文字どおり山村起業を果たしましたのでお知らせします。屋号は要林産(かなめりんさん)としました。ダサいと言う人も居ますが、何より村の人(特に私よりも目上の人たち)に覚えてもらい易いことと、「林産」の二文字は絶対に外せなかったので、このような名称になりました。信州そまびとクラブ同様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 個人事業主といえども独立開業となると歩きまわらなければならないことがあり、それに加えてこの一週間はゆっくりパソコンに向かう時間もなかったので、すっかりごぶさたしてしまいました。ようやく村内の現場に定着することができそうな工程になってきたので、今後は、山村起業のあれこれをリアルタイムでお送りすることができるかと思います。

 信州そまびとクラブの専従職員は退職しましたが、今までどおり理事の立場が続きますので、そちらの話題もお送りし続けることができるかと思います。他のメンバーに我儘を言い退職させてもらったのは、あるできごとをきっかけに「この4年間で、村に暮しているというだけで、すっかり村人ではなくなってしまったのではないか」と反省したこと。そして「往復80キロを通勤するきこりであること」にケリをつけたかったことが大きな理由です。

 この6月1日に山村起業をした本人の「山村起業」レポートをお楽しみに。