今年も鹿対策

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鹿の突破により切断された電気柵 画面右手前から縦方向に張られていた電線が切断され、真ん中の土の露出しているところが鹿たちのハイウェイ。遠くに、倒れた支柱や、つながっていたはずの支柱が見えています。

 高原野菜の畑全体を、獣害防止のための電気柵が囲んでいることは、昨年も紹介しました。この柵に木の枝が落ちたり、草が触れたりして次第に柵全体の電気の威力が落ちてしまい、やがて動物たちが突破すると、そこはもう動物たちの専用通路になってしまいます。

 畑が忙しくなる前に、村の役員衆が点検と修理をして歩いたにも関わらず、写真の場所は一ヶ月足らずでズタズタにされてしまいました。これからの繁忙期、この草刈と修理作業が私の大切な仕事になります。

 草刈り機を背負い、山を歩きながら、「この鹿を何とかしなければ」と思いつつ、今日も日が暮れてゆきます。鹿のおかげで仕事をいただいているようなものですから、矛盾しているようですが、野生としてあるまじきレヴェルにまで増えてしまった種には、やがてそれなりの不幸がやってきます。そんな原因を作ったのは言うまでも無く(これまた不自然に増殖している)私たちなのですから、やはり「数」のことを考える責任もあると思うのです。

 近頃、真剣に鉄砲をはじめることを考えています。いくら口で「食べる文化を」などと言ってみたところで、さばくこともできないようでは所詮は空論。ここはひとつ食育の意味でも、村の保育園のこどもたちと鹿をさばくお祭りでもやってみたいですね。