スゴイ

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山仕事をしていながら、実はこれまで手鋸については無頓着でした。現場ではすべてをチェンソーで済ませてしまいますし、そのチェンソーが挟まれた場合の脱出方法も、私は鉈派です。たまに剪定の仕事などで手鋸を使ってもみるのですが、昨年夏に剪定の現場で無くしてしまって以来、頭にきて持ち歩きませんでした。

 ところが10月のアーボリカルチャ研修で、その価値観に変化があらわれました。講師の腰からぶら下がるバナナのような鞘。「ありゃなんだ?」と思っていると、そこからは見たこともない長い手鋸が出てきたのです。これが、「スゴイ」との出会いでした。

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 林業用ノコギリで、なんと商品名を「スゴイ」と言います。刃の長さ36センチ。このメーカー(兵庫県製です)の鋸は、アメリカのアーバーたちに人気があるということで、その理由を知りたいとおもい現場で使ってみることにしました。
 近ごろの手鋸は、強力な焼入れがしてあり、切れ味が落ちた場合には目立てをせずに、すぐに刃を交換するシステムになっているのですが、このスゴイは目立ても可能ということです。まだ1日しか使っていないのですが、さすがに木の上での使い勝手は洗練されています。鞘への出し入れがし易く、長い刃と先端の形が、離れた場所のロープを手繰り寄せるのにも好都合。無くさないように大切に使いたい道具です。