木育(もくいく)事業

 「木育」とは聞き慣れない言葉かもしれませんね。簡単に言って
しまえば、食育の木バージョンのようなものです。木に触れ、木を
知ってもらい、木を育て使うことの大切さを知ってもらう活動です。
さらに当地の場合は、これに「近所の木を使ってもらう」という
重要な要素が加わるかもしれません。
 
 
 先週、地元の木材、製材、建築関係者でつくる任意団体である
新緑会が、県の木育推進事業の助成を受け、長野県南佐久郡の
4つの小学校に働きかけて行った事業の様子をお伝えします。
名づけて「林業たんけん隊」です。
 現場の用意、機械の手配、運搬、加工などはお手のものですが、
これをイベントの中に組み込んで、地元の皆さんに感じてもらう
という点で、慣れないおじさんたちが、力を合わせてがんばりました。
 残念ながら、ここではごく一部のメンバーしか紹介できませんが、
反省会で、みなさん良い笑顔をしていたことを申し添えます。

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 開始前のミーティング風景。山と木のプロ25人が揃う風景には
迫力があります。
 
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 受付をしているのは、井上森林研究所の井上さん。参加者は46人
にもなりました。

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 まず、木の流れについて説明する双葉林業の高見沢さん。見学会場と
なった工場も、小海町にある双葉さんの工場です。

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 伐採現場への移動中のバスの中、中央手前が新緑会会長の依田商事
代表の依田さんです。私の”むじん”の仲間でもあります。

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 伐採と造材作業の見学終了後、高性能林業機械に集まる参加者たち。
左は南佐久北部森林組合のグラップル付きスィングヤーダー、右は星野
林業のプロセッサです。

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 スィングヤーダーで子供たちのめんどうを見ているのは、株式会社
吉本
の水間さん。

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 カラマツ製品の含水率の話をしているのは、株式会社青木屋の社長、
青木さんです。いつもながらいい味が出ていました。

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 青木屋さんに続いて、家を建てる側の立場で話しをしてくれたのは、
株式会社アーバー建築事務所を経営する山口さんです。顔が写って
なくてごめんなさい。

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 お昼には、会員手作りのきのこうどんが振る舞われました。
 午後の木工体験では、会員の製材所で作ったヒノキのイスのキットと、
モミでできた鳥の巣箱を作りました。
 もちろん、県職員の方も大活躍してくれました。写真は佐久地方事務所

林務課の山崎さんです。

枝を採取

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 満載のカラマツの枝の横でニッコリしているのは
(独)森林総合研究所正木隆さんです。

 長野県小海町にある県有林。ここのカラマツの枝の成長を
調べるお手伝いをさせてもらいました(と言っても、私は枝を
切って落とすだけですが)。力枝は、12メートルくらいの高さ
でした。

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 おなじみFulldanukiさんが、あとから送ってくれた画像です。
どこにいるのかわかりますか?

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 カラマツは広葉樹とは異なり、しっかりした支点にロープを
かけることに手間がかかります。今回はロープをかけるまでの
技術の未熟さを痛感しました。もっと練習をしなくては。。。

道具と技5 発売です

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 道具と技 vol5(全国林業改良普及協会)が出版されました。今回もお手伝い
しています。 

 特集は特殊伐採。私は、長野県大町市で活躍する企業組合の特殊伐採への取り組みに
ついて、起業や働く者が、まず地域人であることの重要さなどを取材しています。

 特集の他の記事も、話題が豊富で読み応えがあります。amazonでも購入できますので、
興味のある方はぜひご覧ください。

カラマツだんご

 「団子」とは言っても、もちろんカラマツは(今のところ)食べられません。マツボックリのことを、土地の皆さんは団子と呼んでいます。

 
 ここ何日間か、種採りのお手伝いをさせていただいた方から、「干してます」とのメッセージとともに、だんご処理の画像をいただきましたので、掲載します。

 林業というと、間伐や出来上がった森の機能のことに話題が集まりがちですが、森で種を採り、あるいは挿し木をして苗を育てる、と言ったことも森造りの重要なパートであり、また多くのノウハウを要するということを、改めて感じた数日間でした。

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球果は干すこで開きます。開くと自然に種が落ちます

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球果のクローズアップ

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種のクローズアップ。羽根がついた状態です

ことば”家人”について

 昨日ブログに登場した”家人”について、自分で発しておきながら
なんとなくひっかかったので調べてみました。

 その結果、読み手の中には「妻」と受け止める人も居そうなことが
わかりましたので、あえて説明することにしました。
 
 画像に写っているのは、もちろん我が家の娘です。広く家族という
意味でこの「家人(かじん)」を使いました。
 ついでに、娘がハグしている黒い生き物は、熊ではなく犬ですので、
どうかご心配なく。

再び山頂へ

 故あって一日置いて再び金峰山へ登ることとなりました。

 自営の強味とでも言いましょうか、助手の名目で金峰初体験の
家人を連れて行くことに。。。

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 残念ながら頂上は雲の中にあり、乳白色の一日となってしまい
ましたが、彼女の目当ては金峰山小屋のアイドル「ゆずひこ君」!
彼をグァッシと抱擁し、当初の目的を達成することができたのでした。
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 ほとんど思いつきのような背景で日本百名山へ出かけられる境遇。
本人にとって生活であっても、これはどう見ても幸せなのでしょうねぇ。