今年の冬山訓練

 話題が前後しますが、先週末、八ヶ岳南端の編笠岳直下の青年小屋
一泊で、南佐久地区山岳遭難防止対策協会の冬山救助訓練がありました。
 
 今年は、山梨県山岳遭難防止対策協議会北杜支部と合同での開催です。
と言うのも、この山域は山梨と長野の県境にまたがっていて、両県の
救助隊が出動するケースも想定されるため、日頃から親交を深めておく
必要があるからです。
 
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 今回、思い切ってアイゼンを新調しました。最新のものは、使い心地が
最高です。
 
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 訓練二日目、青年小屋から権現岳手前の「のろし場」までラッセルで
登ります。
 
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 標高2500mの訓練ポイントに到着。早速支点をとって、降下準備を
します。画面左奥のピークは阿弥陀岳(2805m)。この日は終日空気が
安定していて、白馬、穂高、御岳、北岳、富士がきれいに見えていました。
 
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 まずは要救助者役が、20mほど下り、救助を待ちます。遠く雲の彼方に
見えているのは、霧が峰方面。
 
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 要救助者役に続いて、救助者も降下し、いよいよ二人の引き上げが
始まるところです。県警救助隊の指導を受けながら、慎重に用具を確認
します。
 画面のいちばん奥にいるのが県警の隊員。プロはやっぱりかっこいい
ですね。
 
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 「引けー! 引けー!」の合図に合わせて、壁面を救助者と要救助者が
上がってきます。
 
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 引き上げ訓練が終わり、小屋への帰り道。みなさんお疲れ様でした。
 でもまだ気を抜くことはできません。ヤッケの下には、いつ雪崩に巻き
込まれても発見してもらえるよう、救助用のビーコンをセットしています。
 
 こうした訓練は、繰り返し行うことが肝心です。でも、いちばん良いのは、
出動の機会が無いこと。
 どうかこの冬、日本中の山が安全で平和でありますように。

お疲れ様でした

 これまでにも何回か紹介した、山仕事に就いている人たちの
ための講座「フォレストワーカー研修」が、無事にすべて完了
しました。

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 画像は本日のベストショット! 事業体や作業条件が変われば、
草刈り機の仕様もいろいろ異なる、ということを、タイプの異なる
機械を並べることで語りたかったのですが、もっと存在感のある
人が参加してくれました。
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 この雪の季節に、草刈り機? ということで、同じく保育を
テーマとした「ぶり縄」による木登りを、講師の川島さんに
お願いしました。
 この画像で上っている受講生は、このあと果敢に攻めて、
最初の枝まで到達しました。
 
 無事に終わって良かった。受講生の皆さん、山仕事を楽しんで
くださいね。

研修修了

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 これまで何回か紹介させていただいた、山仕事に就いた人たちの
ための研修が、あと一日で修了します。
 とにかく今年度は研修が多かった。数えてみると
 
 フォレストワーカー1年目 7日間
 フォレストワーカー2年目 5日間
 フォレストワーカー3年目 1日間
  
 合計13日間で、それぞれに2グループあるので、なんと26日間も
このお手伝いに通ったことになります。
 
 最終日前の昨日は、GPS測量がテーマでした。市販のハンディGPSを
使って、研修地に設定した範囲を歩き、その面積を表示させるという
プログラムです。コンパス測量ほどの精度は得られませんが、仕事を
しているところのだいたいの面積ならば、これで十分実用になります。
下の画面の、上から三列目の数字がその面積です。
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 まだあまり現場で使っている人はいないようなので、ここで覚えた
ことを、ぜひとも現場の作業性アップに応用してもらいたいものです。  

高性能林業機械

 高性能林業機械、略して高林機(こうりんき)。なんだかすごいタイトルですが、
こういうものが日本の山では流行っています。私としては、早く自分の
代わりに二本足で歩き回ってくれるものができないかなぁと夢見て
いるのですが、今のところ建設用機械に少し手を加えた程度のものが
主流です。
 昨年7月にも少し述べましたが、ハーベスターという、立っている木を
つかみ、切り倒し、アッという間にチャンチャンと細切れにしてしまう機械も
そのひとつです。
 
 
 村にある先輩事業体が、高齢化も進んでいるということで、いよいよ
この機械の導入にふみきりました。とは言っても、新車で一台千七百
万円もしますので、簡単にはいきません。
 現在国が行っている、このような効率化のための補助金を利用して、
少しでも負担少なく導入しようということで、正月はずっとそのための
書類作りを行っていました。
 
 
 一番手間を取ったのは、これまでの実績の集計です。つまり、
この事業体が、過去にどれだけの量の材木を山から運び出したか。
これを2年前に遡り、取引先との伝票からコツコツとエクセルへ打込み
集計しました。そして、コツコツやった甲斐があって、H22年時点で
2000立方メートルを越す丸太を出荷していたことがわかりました。
。。。それってどのくらいの量?と言われてしまいますね。
 

 漠然とではありますが、通年メンバーが4人のグループとしては、
けっこう頑張っている量だなと思います。しかも、高性能とは定義
されませんが、もう一台購入するための書類も作っているところです。
 

 と言うことで、まだしばらくはこの手伝いと、フォレストワーカーという
山で働く人たちの研修の手伝いが続きそうです。
 良いブログが見つかるまで、もう少し、画像のないページにお付き合い
ください。

新しい年

 あけましておめでとうございます。
 本年も、そまびとたちの奮闘記をよろしくお願いいたします。

 
 今年のお正月は、久しぶりに実家のある茨城県で迎えました。
2日午後に、高速バスに乗り川上村に戻りました。家人によれば、
こちらも穏やかだったようです。
 

 実は、要林産としてお知らせしなければいけないのに、ずっと
延び延びにしていたことがあります。
 昨年10月24日をもちまして、要林産は株式会社となりました。
かなり遅いご挨拶となったことをお詫びするとともに、これまで
以上のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
 

 もうひとつお知らせがあります。
 驚くべきことに、このブログの画像の容量が、もういっぱいになって
しまったようなのです。拡張できないこともないのですが、昨年3月
からでいっぱいになってしまうようでは、今後経済的にも問題が
出そうなので、近々、お金のかからないどこかへ引っ越すかもしれません。
 その際には、またアナウンスさせていただきます。