捜索

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 昨日、八ヶ岳の根子岳東側斜面で行われた捜索活動に参加しました。
 
 3月3日、八ヶ岳の天狗岳(2645)へ向かった登山者が戻らないとの
連絡で、4日に稜線上と空から捜索した結果、転落したと見られる痕跡
しか発見できず、現地は切り立った崖であるため、昨日はそこから
約100m下の雪の斜面での捜索となりました。
 
 丸一日かけて探しましたが、傾斜が35度くらいあり、ここ数日の天候で
現場は雪崩の巣になっており、荒天の中の大変厳しい捜索となりました。
 
 手がかりになるものは見つけることができず、自分たちのトレースさえ
雪崩で飛ばされてしまうような状況だったので、全員で悔しい思いを
しながらの下山となりました。
 
 山は言葉では表現できないほどの魅力をもった場所ですが、一瞬の
油断で遭難する危険を常に秘めています。今回も、想像では転落の
原因が見当たらないような場所だと聞いています。
 
 帰り道、用心の上にも用心を重ねて、山へ登る人たち全員が楽しく
下山できることを願う気持ちで、胸がいっぱいになりました。