夏をふり返る

 とても長く感じられた夏が終わりました。今年はとにかく暑くて
何もできなかった…。そんな後悔ばかりの夏だったように思います。
 ようやく先週、村から依頼された別荘地の支障木伐採を完了させ、
写真と請求書を役場へ届けてきました。
 
 前回お知らせした取手市での作業は、まだ全面積が開発事業者から
市に引き渡される前なので、今回はお試し期間のような位置づけだった
ようです。それでも草のボリュームはかなりのもので(と言うか、
本格稼動すれば今回ほど放置されることはないので、1回あたりの草の
量はもっと少なくなるかもしれません)、川上村では経験できないほどの
大量の汗を流してきました。
 
 取手市の他にも、高知取材の原稿、新潟への研修、県内のいくつかの
研修、先々週の大町市での国民森林会議のシンポジウム、そして先週末の
佐久市大沢でのそまびとクラブの行事と、村の山に入る時間がなかったことに、
改めて驚いています。
 
 大町でのシンポジウムで感じたことがあります。これまでにも何度も同じ
ような議論の場を経験していますが、林業が内包する問題がちっとも解決
されないことには、何か決定的な見落とし、勘違いがあるからではないか?
 その正体がボンヤリと見えて来たように思うので、いずれここで述べさせて
いただきます。
 
 8時45分現在の外気温は16.3度。今日は八ヶ岳が良く見えています。
これから、あの山の向こう側の塩尻市まで、フォレストワーカー1年生の
皆さんの研修のお手伝いに出かけます。 

再び出張

 明け方の気温が15度前後になり、すっかり秋らしくなりました。
日中はミンミンゼミがうっとおしく鳴いていますが、夜になると
カンタンの大合唱(大合奏?)が聞こえます。
 
 出張や講座の影響で遅れていた村内の別荘地での作業が、
ようやく再スタートしたのもつかの間、また今日から茨城県の
取手市に出かけます。夏の暑さの影響もあり、他にもいろいろと
待っていただいている方がいるので、少し気が重い出張ですが、
記念すべき作業なので、優先させていただきます。
 以前にもお伝えした、川上にお世話になる前に住んでいた地域の
皆さんが、地元の公園の指定管理に手を挙げた件が、いよいよ
本稼動となったのです。
 
 今回は草刈がメイン。これから草刈機を積んで、軽トラで出撃
します。来週11日には戻ります。そうしたら、また川上の山の様子を
お伝えします。
 携帯をスマートフォンに変えたので、ブログにいただくコメントを
リアルタイムでメーラー経由で確認できるようになりましたが、
私からの書き込みは自宅に戻ってからになるかもしれません。

新潟県柏崎市へ

120830kashiwazaki.jpg

 長野県人は海を見ると特別の思いを抱くそうですが、海が珍しくなかった私も、
何十年かぶりに見た夏の日本海の夕日には、思わず声をあげてしまいました。
 
 ここ5年ほどでしょうか、山仕事の現場を雇用不振の打開の場と捉えて、
新たな人材に対し、これまでに無かった人を育てるための事業が国によって
設けられ、多くの人たちが受講しています。
 今までは長野県の担当団体からの要請で、そうした実地研修のお手伝いを
させてもらっていたのですが、今年は新潟県からの要請により、昨日までの
3日間、柏崎市というところに就労2年目の人たちの研修でおじゃましてきました。
 
 研修場所までは、高速道路を利用して4時間。新潟はお隣の県なのですが、
地域が変わると随分と事情が変わることに、新鮮な驚きがありました。
 冬の間、深い雪のために仕事ができなくなることも手伝って、全体的に材木を
搬出する仕事をしているところが少なく、研修生の皆さんから耳にした、新潟県
各地の現場の事情は大変に興味深いものでした。
 
 1日目と2日目は、いっしょにおじゃました講師と3人で、22人の参加者を
3班に分け、刈り払い機を使った育林とチェーンソーによる間伐の実習を行い、
最終日は私がGPSを使った測量の実習を案内させてもらいました。
 GPSは退屈な作業なので、集中力を維持してもらうのは厳しいだろうなと
覚悟していましたが、皆さん思いのほか興味を示してくれたので、こちらにも
発見があり、いろいろと課題をいただいて川上村へ帰ってきました。